Webマーケティングに積極的に取り組む病院やクリニックはまだまだ少ないですが、本格的に取り組めば、新規患者数を増やすことは難しいことではありません。

当社の成功事例も交えつつ、集客方法を説明します。

新規患者の行動

まずは新規患者となる人達の行動から考えてみましょう。

認知

検討

来院

病院やクリニックの存在を認知したあとに多くの人はインターネットで調べて検討し、来院するかどうかを決めています。

医療機関の場合、その人の健康にかかわることなので、他の業種よりも慎重に情報を集めて検討する人が多いです。そのため、チラシやSNSなどで認知度を上げることも重要ですが、検討するときに見るホームページやインターネット上の口コミも重要となります。

ホームページの重要性

最近はSNSのサービスや利用者が増え、SNSへの注目度が高いですが、ホームページは依然として重要です。

ホームページは土台となるものです。認知度が増えても、ホームページがひどい内容であれば、穴の空いたバケツに水を入れている状態となってしまいます。

例えば、以下のような計算となります。

100人(認知) × 1%(来院率) = 1人
50人(認知) × 5%(来院率) = 2.5人

広告費を増やして認知度を上げても、来院率が低ければ、費用対効果が合わないケースが増える結果となってしまいます。

病院・クリニックの集客(集患)方法7個

1. SEO

SEOは、検索エンジン最適化のことです。例えば、渋谷にある皮膚科であれば、「渋谷 皮膚科」で上位表示を目指します。

ただ、それ以外にも渋谷にある皮膚科で狙えるキーワードは様々なものがありますし、地域名を含まないキーワードの対策でも来院につながるものも多数あります。

どんなキーワードがいいかは、その病院やクリニックの強みや状況によっても変わります。

このあたりの細かいキーワードまですべて効率よく狙うためには、ホームページの設計自体がSEO向きであることが必要です。

また、SEOではGoogleが取り入れる様々な新しい技術に対応する必要がありますが、それらが反映されていない、対応できていないサイトは少しずつ検索順位が落ちる傾向にありますので、最近のSEO動向を把握している事業者に任せたほうが安心です。

当社の病院のSEO事例では、「都道府県名+診療科名」で1ページ目上位まで上げることができました。

2. リスティング広告

リスティング広告は、検索されるキーワードに合わせて連動して、検索画面に表示される広告です。オークション形式でお金を払って掲載されます。

お金を払えば狙うキーワードからアクセスを呼び込めるものの、1アクセス毎にお金がかかるので、集客に最適化されたページを表示させることが重要です。いわゆるランディングページがそれに当たります。

ランディングページの出来次第で、成約率は0%に近いものになることもあれば、5%以上になることもあります。

他の業種ですが、当社の実績で以前は2%以下だった広告の成約率を8%以上まで上げたことがあります。また、病院の実績でも成約率を2倍以上にした実績があります。

3. Googleマイビジネス

Googleマイビジネスは、検索エンジン結果にも出てくるGoogleMap上での店舗情報登録サービスです。

今では、スマホで検索すると、ポータルサイトなどの検索結果の上に、GoogleMapと店舗情報が表示されることが増えてきました。

この情報や口コミを見て、来院するかどうか検討している人が増えています。そのため、Googleマイビジネスへの登録や対応は効果的な集客方法のひとつと言えます。

4. チラシのポスティング

店舗を持っている以上、商圏はある程度限られます。その商圏にいる人に効率的に認知してもらうためには、チラシのポスティングも重要な方法のひとつです。

チラシのポスティングは、SEOやリスティング広告と違い、プッシュ型のマーケティングになります。

SEOやリスティング広告は、患者の人が検索したときにしか認知される可能性がありませんが、チラシのポスティングは、商圏にいるほとんどの人に認知してもらうことが可能です。

5. 紹介や口コミ

紹介や口コミは、信頼性が高い状態で来てくれるため、質の良い方が多くなります。

紹介や口コミは患者の方が積極的にしてくれることもありますが、待っているだけではあまり増えません。SNSを使った仕掛けを作ることも大切です。

6. SNS

SNSにはYoutube、Instagram、Facebook、Twitter、Tiktokと様々な媒体があり、それぞれで集客に成功している病院やクリニックがあります。

ただ、すべてを行うことは作業量的にも難易度がかなり高くなります。

その病院やクリニックの内容と合ったサービスや、医師の方の性格と合ったサービスを使うことがおすすめです。SNSは長期的に取り組むことで成果が出てくるので、ストレスにならずに継続するために、性格と合っていることも重要と考えています。

7. 多言語対応

病院やクリニックのある地域や診察内容にもよりますが、英語や中国語に対応することで、外国人に来院してもらうことができます。多言語対応しているところは少ないので、簡単なページを用意するだけでも来院につながる可能性があります。

都市部や外国人の方が住んでいる地域では、多言語対応に取り組んでみてください。

病院やクリニックの広告規制

医療法

医療法が改正され、病院やクリニックのホームページの内容には、禁止されているものがあります。
禁止内容を掲載していた場合、罰則もあります。そのため、医療法を理解してホームページの内容を作る必要があります。

以下の内容は禁止されています。
・虚偽広告
・比較優良広告
・誇大広告
・公序良俗に反する広告
・体験談の広告
・患者を誤認させるおそれのある治療の前又は後の写真の広告
・医療法6条の5第3項の規定する広告可能事項以外の事項の広告

薬機法

病院でサプリメントやその他の商品を売る場合に、薬機法がかかわる場合があります。実際に薬機法違反で逮捕されてしまった医師の方もいます。サプリメントは、食品であり、医薬品ではないため、病気に関する効能効果は表現できません。

何かを販売する際には、医薬品分類や表現内容に注意が必要です。

景品表示法

景品表示法にも注意が必要です。例えば、「◯◯でNo.1」と記載している内容にかんしては客観性や統計方法の内容が問われます。

景品表示法に違反した際は、消費者庁のサイトで公表されたり、課徴金の支払いを求められたりするリスクがあります。

患者が来ない病院やクリニックの特徴

患者が来ないと悩んでいる病院やクリニックの方は、以下のことを確認してみてください。

スマホで最適化されていない

今では多くの人がスマホでホームページを見ています。そのため、自分の病院やクリニックをスマホでよく確認してみてください。

自分だと分からない場合は、家族や友達、知り合い、従業員の家族などに見てもらってください。

スマホでホームページが見やすいか、知りたい内容が書かれているか、来院予約がしやすいかなどを確認しましょう。どれかに問題があれば、改善したほうがいいと言えます。

意外と自分の病院やクリニックのホームページは、作った後に頻繁に確認しないので、確認することをおすすめします。

口コミの評価が悪い

インターネットのポータルサイトやGoogleMapでの評価が競合に比べて悪い場合、来院数が減ってしまいます。

来院した人とのコミュニケーションや診察を丁寧に行うとともに、書き込みへの対応もしたほうが効果的です。

例えば、来院していない第三者が書いたと思われるものはGoogleに取り消しを申請したり、悪い評価に対して返事をして真摯な対応を取ったりすることで、印象は随分変わります。

認知度が意外と低い

「駅の近くのビルに入っている」「人通りの多い通り沿いにある」ということで、認知度が高いと思っていたものの、実はあまり知られていなかったということもあります。

たとえば、駅近くのビルに入っていて外観に名前が書いてあっても、上の階だと見上げて店舗名を確認して調べる人は多くありません。

また、人通りの多い通り沿いにあっても、中があまり見えない状態だとよく分からない店舗があるくらいの感覚で見られている可能性があります。

そういった場合には、認知度を上げるための広告やWebマーケティングを行ったほうが新規患者の方が増える可能性が高まります。

まとめ

当社では、ホームページ制作・SEO・リスティング広告・SNS対応など全体戦略の立案から実行までをお手伝いしています。

集客にお困りの方は、お問い合わせフォームからご相談ください。

現在の状況に合わせてプランをご提案します。